人材育成トレーナーの太田章代です
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株式会社ジェイックが、20代の正社員を対象にした「モチベーション低下と回復の実態」の調査結果を発表していました。
参考記事:20代正社員の「モチベーション低下と回復の実態」調査結果(株式会社ジェイック)
同社の就職支援サービスを利用して入社した、20代の正社員117名が回答しています。
仕事への意欲が「高い」「やや高い」20代は78.6%
それによると、仕事への意欲が「高い」「やや高い」と答えた人は、合わせて78.6%。
この結果には、思っていたより仕事への意欲が高い若手社員が多く、少し驚きました。
ただ、約2割、5人に1人は仕事への意欲が低い状態だということがわかります。
モチベーションが下がる要因1位は「ミスや失敗」
一方で、モチベーションが下がる要因は、「ミスや失敗」42.7%、「成長実感が得られない」33.3%、「職場の人間関係」28.2%の順でした。
確かに、ミスや失敗をして嬉しい人はいません。
年代関係なくモチベーションが下がるものですが、特に若手社員は「打たれ弱い傾向にある」という話は耳にします。
また、「ミスや失敗を避けたいので、新しいチャレンジをしない」ということもあるようです。
しかし、仕事をしているとミスや失敗は避けては通れません。
ミスや失敗をしたときに、一時的にはモチベーションが下がっても、なるべく早く回復させたいものです。
「前向きに取り組もう」と思えるきっかけは上司・先輩からの声掛け
そこで気になったのが、モチベーションが低くなったときに「前向きに取り組もう」と思えるきっかけは何かという質問です。
1位は「自分自身で気持ちを整理すること」46.2%、2位が「上司からの声掛け」35.0%、3位が「先輩からの声掛け」29.9%でした。
ミスや失敗をしたときに、ちょっとした上司や先輩からの声掛けが、部下の気持ちを前向きにします。
反対に、放置をされることが一番つらいのです。
「それは辛かったね」の一言が支えになる
特に心に残ったのが、自由記述にあったこの声です。
「周りに話をして、ただ一言『それは辛かったね』と言ってもらえただけで、味方がいる気がして頑張れた」。
この一言は、短くても受け止めてもらえた実感は残ります。
部下がミスや失敗をしたときに、「何でそんな失敗をしたんだ」「何度もミスをするな」と責めては、部下は「この人は私の敵だ」と感じてしまい、さらにモチベーションが下がってしまいます。
落ち込んだときに立ち直る力は、本人の中だけで育つものではなく、周りの励ましの一言に支えられて育つものなのだと感じます。
まとめ
20代の正社員の78.6%が仕事への意欲を「高い」「やや高い」と答える一方、やる気が下がる要因の1位は「ミスや失敗」でした。前向きになれるきっかけとして、上司や先輩からの声掛けが上位に入っています。落ち込んだ部下を立ち直らせるのは、周りからの短い一言です。


