人材育成トレーナーの太田章代です
このブログでは、研修・講演2,000回以上、延べ5万人の受講者と関わってきた経験をもとに、人材育成に役立つ情報をお届けしています。
最近、研修先のお客様から、こんな話を聞きました。
出社しても、先に来ている上司や同僚に挨拶をせず、無言で席に着く人がいるそうです。
その理由を聞いてみると、「いちいち挨拶されたら面倒ではないかと思った」とのこと。
挨拶ひとつで仕事がしやすくなった経験
挨拶を「面倒」「邪魔」と感じる人もいるようですが、私は今も昔も変わらず、挨拶はとても大切だと思っています。
なぜなら、挨拶ひとつで仕事がしやすくなった経験が何度もあるからです。そして、これまで気持ちの良い挨拶をしてくれた人のことは、一瞬で好きになっています。
FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌さんの気持ちの良い挨拶
最近、特に印象に残ったのが、テレビ朝日の番組に出演したときのことです。
撮影前、スタッフの方と打ち合わせを終え、出番を待っていた私の目の前に、人気アイドルFRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌(ちんぜいすずか)さんがいらっしゃいました。
私のことを知っているはずもないのに、目を見て笑顔で、「FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌と申します。本日はよろしくお願いいたします」と、明るく、はっきりとした声で挨拶をしてくださったのです。
こんなに気持ちの良い挨拶をされたのは初めてかもしれません。私は驚きすぎて「あ、こちらこそよろしくお願いいたします」と返すのが精一杯でした。
感じの良い人は、自分から先に挨拶する
感じの良い人は、自分から先に、相手の目を見て、笑顔で、ハキハキと挨拶する。
基本的なことですが、いつでも、どこでも、誰にでもできる人は、意外と少ないものです。
鎮西さんは、子どもの頃から芸能界で活躍されています。こうして誰にでも丁寧に挨拶をされる姿を見て、第一線で活躍できる人は、こうした基本を大切にしているのだと強く印象に残りました。
私はこのエピソードを、新入社員研修などで挨拶の大切さを伝えるときに紹介しています。勝手に彼女の挨拶のすごさを語っているのです。
私自身も、鎮西さんの挨拶から「私もできていないことがあるな」と気づかされました。
挨拶はコミュニケーションの第一歩
挨拶は、単なる社交儀礼ではありません。
「あなたと一緒に仕事をしたい」という気持ちを伝える、コミュニケーションの第一歩です。
朝の「おはようございます」、社内での「お疲れ様です」。気持ちの良い挨拶が交わされると、職場の空気も変わります。
また、挨拶がしっかりできると、自分も爽やかな風が吹き渡るように気持ちよくなれます。
自分のためにも、相手のためにも、気持ちの良い挨拶をしたいと思います。
まとめ
挨拶を「面倒」と感じる人もいますが、挨拶ひとつで仕事がしやすくなり、相手に好印象を持ってもらえます。鎮西寿々歌さんのように、自分から先に、相手の目を見て、笑顔で、ハキハキと挨拶することは、基本でありながら誰にでもできることではありません。挨拶は「一緒に仕事をしたい」という気持ちを伝えるコミュニケーションの第一歩であり、職場の空気も自分の気持ちも変えてくれます。


